お知らせ

弘道館9月の特別企画
江戸時代の夏を彩った 麻の衣「帷子(かたびら)」の模造
<奈良県立美術館での展示を終えて>
(展示と解説)

以下の通り、帷子の模造についての展示及び解説を実施いたします。
また、同時公開として小林元茂拝領の葵紋付羽織の展示も行います。

<内容>
帷子は、夏に着用される裏地のないきもののうち、麻の生地で仕立てられたものです。近代以降はあつらえることが減り、現代では帷子は希少な存在です。このような状況のなか、上質な麻布として長い伝統を誇る越後上布を用いて江戸時代の帷子を模造するプロジェクトが、古典染織復興会議・中野童男氏を中心に進められました。今回は、八年の歳月をかけて完成させた帷子五領と重要無形文化財の越後上布をご覧いただきます。

○ 展示期間:
令和6年9月21日(土)~24日(火)
各日9:00~16:00
○ 展示解説:
各日①10:00~ ②14:00~(約40分)
○ 解  説:
古典染織復興会議 中野童男/弘道館研究員
○ 共  催:
古典染織復興会議・茨城県

<同時公開>医学館助教小林元茂拝領の葵紋付羽織

水戸藩の奥医師で弘道館医学館助教として尽力した小林元茂が拝領した葵紋付羽織を同時公開します。

弘道館9月の特別企画 江戸時代の夏を彩った 麻の衣「帷子(かたびら)」の模造<奈良県立美術館での展示を終えて>(展示と解説)

 

 

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